006 繰り返し(break文とcontinue文) 022 解答例

public class ContinueExample {
    public static void main(String[] args) {
        for (int i = 1; i <= 10; i++) {
            // 5の倍数の場合は次の数に進む
            if (i % 5 == 0) {
                continue;
            }
            // 奇数の場合は数値を表示
            if (i % 2 != 0) {
                System.out.println(i);
            }
        }
    }
}

このプログラムでは、forループを使用して1から10までの整数を順番に取得し、if文とcontinue文を使用して5の倍数の場合はcontinue文により次の数に進み、それ以外の奇数の場合には数値を表示しています。結果として、1, 3, 7, 9といった奇数が表示され、5の倍数である5は表示されません。

continue文

continue文は、ループ内でその時点での処理を中断し、次のループの開始地点に進むために使用されます。つまり、continue文が実行されると、その時点での処理が中断され、次のループイテレーションが開始されます。

以下は、continue文の基本的な構造と使用例です。

基本構文

continue;

使用例

以下は、continue文の使用例です。この例では、whileループを使用して1から100までの整数のうち、奇数だけを表示するプログラムです。ただし、3の倍数の場合は表示せず、次の数に進みます。

public class ContinueExample {
    public static void main(String[] args) {
        int number = 1;

        while (number <= 100) {
            // 3の倍数の場合は次の数に進む
            if (number % 3 == 0) {
                number++;
                continue;
            }
            
            // 奇数の場合は数値を表示
            if (number % 2 != 0) {
                System.out.println(number);
            }

            // 次の数に進む
            number++;
        }
    }
}

このプログラムでは、whileループを使用して1から100までの整数を順番に取得し、if文とcontinue文を使用して3の倍数の場合は次の数に進み、それ以外の奇数の場合には数値を表示しています。結果として、1, 5, 7, 11, 13, … といった奇数が表示され、3の倍数である3, 6, 9, … は表示されません。

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