public class WhileFibonacci {
public static void main(String[] args) {
// 初期化
int a = 0, b = 1;
int count = 0;
// 条件式: 最初の10項を表示するため、countが10未満の場合続行
while (count < 10) {
// ループ本体: フィボナッチ数列の項を表示
System.out.print(a + " ");
// フィボナッチ数列の次の項を計算
int nextTerm = a + b;
// aとbを更新
a = b;
b = nextTerm;
// countをインクリメント
count++;
}
}
}
このプログラムでは、a
と b
を初期化し、count
を使用して10項まで表示するようにしています。while
文の条件式では count
が10未満の場合に続行するように指定されています。ループ本体では、フィボナッチ数列の現在の項(a
)を表示し、次の項を計算して a
と b
を更新しています。これを10回繰り返すことで、最初の10項が表示されます。
while文の中で変数を更新する
「while文の中で変数を更新する」プロセスは、ループ内で変数の値を変更して、次の繰り返しに備えるというものです。通常、変数の更新はループ本体の一部として行われます。以下に、その基本的な流れを示します。
- 変数の初期化:
- ループ外で変数を初期化します。これは通常、ループの制御変数や計算対象となる変数です。
- while文の条件式:
while
文の条件式で、繰り返しを続けるかどうかを判定します。
- ループ本体:
- 条件が真の場合、ループ本体が実行されます。この中で変数の値を変更します。
- 変数の更新:
- ループ本体で変数の値を変更します。これによって、次の繰り返しにおいて変数が新しい値を持つようになります。
- 条件式の評価:
- ループ本体が実行された後、再び条件式が評価されます。条件が真であれば、次の繰り返しが行われます。条件が偽であれば、ループから抜け出されます。
以下は、変数を更新する例として、1から5までの整数を表示するプログラムです。このプログラムでは count
という変数を使って、1から5までの整数を表示しています。
public class WhileVariableUpdate {
public static void main(String[] args) {
// 変数の初期化
int count = 1;
// 条件式: countが5以下の場合続行
while (count <= 5) {
// ループ本体: countを表示
System.out.println(count);
// 変数の更新: countをインクリメント
count++;
}
}
}
このプログラムでは、count
を1で初期化し、while
文の条件式でcount
が5以下の場合に続行します。ループ本体では count
を表示し、その後 count
をインクリメントしています。これにより、1から5までの整数が表示されます。