006 繰り返し(break文とcontinue文) 023 解答例

public class ForLoopExample {
    public static void main(String[] args) {
        int count = 0;

        for (int i = 1; i <= 50; i++) {
            // 条件に合致する場合だけ処理を実行
            if (i % 3 == 0 && i % 5 != 0) {
                // 表示
                System.out.println(i);
                // カウントをインクリメント
                count++;
            }

            // 10回表示したらループを終了
            if (count == 10) {
                break;
            }
        }
    }
}

このプログラムでは、forループを使用して1から50までの整数を順番に取得し、if文で条件に合致する場合にのみ処理を実行し、continue文を使用してそれ以外の場合はスキップします。さらに、10回表示したらbreak文によりループを終了させています。結果として、条件に合致する10個の数が表示されます。

break文とcontinue文の併用

break文とcontinue文を併用すると、特定の条件が満たされた場合にループを終了したり、スキップするなど、柔軟な制御が可能となります。以下に、break文とcontinue文を併用する際の基本的な考え方と使用例を示します。

基本的な考え方:

  1. break文: 条件が満たされた場合にループ全体を終了します。
  2. continue文: 条件が満たされた場合にそのイテレーションだけをスキップして、次のイテレーションに進みます。

使用例

以下は、break文とcontinue文を併用した別の使用例です。この例では、1から100までの整数を順番に取得し、5の倍数でかつ奇数の場合に処理をスキップし、それ以外の場合は数値を表示します。ただし、10個表示したらループを終了します。

public class BreakContinueExample {
    public static void main(String[] args) {
        int count = 0;

        for (int i = 1; i <= 100; i++) {
            // 5の倍数かつ奇数の場合はスキップ
            if (i % 5 == 0 && i % 2 != 0) {
                continue;
            }

            // 数値を表示
            System.out.println(i);

            // 10回表示したらループを終了
            count++;
            if (count == 10) {
                break;
            }
        }
    }
}

このプログラムでは、forループを使用して1から100までの整数を順番に取得し、if文とcontinue文を使用して5の倍数かつ奇数の場合はスキップし、それ以外の場合は数値を表示しています。また、10回表示したらbreak文によりループを終了させています。結果として、条件に合致する数が10個表示されます。

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