public class ForLoopExample {
public static void main(String[] args) {
int count = 0;
for (int i = 1; i <= 50; i++) {
// 条件に合致する場合だけ処理を実行
if (i % 3 == 0 && i % 5 != 0) {
// 表示
System.out.println(i);
// カウントをインクリメント
count++;
}
// 10回表示したらループを終了
if (count == 10) {
break;
}
}
}
}
このプログラムでは、for
ループを使用して1から50までの整数を順番に取得し、if
文で条件に合致する場合にのみ処理を実行し、continue
文を使用してそれ以外の場合はスキップします。さらに、10回表示したらbreak
文によりループを終了させています。結果として、条件に合致する10個の数が表示されます。
break文とcontinue文の併用
break
文とcontinue
文を併用すると、特定の条件が満たされた場合にループを終了したり、スキップするなど、柔軟な制御が可能となります。以下に、break
文とcontinue
文を併用する際の基本的な考え方と使用例を示します。
基本的な考え方:
break
文: 条件が満たされた場合にループ全体を終了します。continue
文: 条件が満たされた場合にそのイテレーションだけをスキップして、次のイテレーションに進みます。
使用例
以下は、break
文とcontinue
文を併用した別の使用例です。この例では、1から100までの整数を順番に取得し、5の倍数でかつ奇数の場合に処理をスキップし、それ以外の場合は数値を表示します。ただし、10個表示したらループを終了します。
public class BreakContinueExample {
public static void main(String[] args) {
int count = 0;
for (int i = 1; i <= 100; i++) {
// 5の倍数かつ奇数の場合はスキップ
if (i % 5 == 0 && i % 2 != 0) {
continue;
}
// 数値を表示
System.out.println(i);
// 10回表示したらループを終了
count++;
if (count == 10) {
break;
}
}
}
}
このプログラムでは、for
ループを使用して1から100までの整数を順番に取得し、if
文とcontinue
文を使用して5の倍数かつ奇数の場合はスキップし、それ以外の場合は数値を表示しています。また、10回表示したらbreak
文によりループを終了させています。結果として、条件に合致する数が10個表示されます。