004 配列(配列変数の宣言) 001 解答例

public class ArrayInitializationExample {
    public static void main(String[] args) {
        // 整数の配列変数を宣言し、要素数が5の配列を初期化してすべての要素をゼロに設定
        int[] myArray = {0, 0, 0, 0, 0};

        // 配列の内容を表示(オプション)
        System.out.println("配列の内容:");
        for (int i = 0; i < myArray.length; i++) {
            System.out.println("myArray[" + i + "] = " + myArray[i]);
        }
    }
}

このコードでは、整数の配列変数 myArray を宣言し、中括弧 {} を使用して要素数が5の配列を初期化して、すべての要素をゼロに設定しています。その後、オプションで配列の内容を表示する部分も含まれています。

配列の初期化

配列の初期化は、配列変数を宣言し、適切なサイズの新しい配列を作成し、要素に初期値を設定するプロセスです。Javaで配列を初期化する方法にはいくつかの異なるアプローチがあります。以下に、いくつかの一般的な配列初期化方法を説明します。

要素数を指定して初期化:

int[] myArray = new int[5];

上記の例では、int 型の要素を5つ持つ配列を初期化しています。この方法では、すべての要素がデフォルトの初期値で埋められます(整数の場合は0)。

中括弧を使用した初期化:

int[] myArray = {1, 2, 3, 4, 5};

中括弧 {} 内に初期値を指定することで、要素の初期化が行われます。要素の数は中括弧内の値の数によって決定されます。

要素数を指定せずに初期化:

int[] myArray = new int[] {1, 2, 3, 4, 5};

この方法では、要素数を指定せずに中括弧内で初期値を指定できます。コンパイラは自動的に要素数を推測します。

動的な初期化:

int[] myArray = new int[size];

size という変数を使用して、要素数を動的に設定できます。この場合、size の値に応じて要素数が変化します。

値の代入:
配列を初期化せずに宣言し、後で要素に値を代入することもできます。

int[] myArray;
myArray = new int[5];
myArray[0] = 10;
myArray[1] = 20;
// 以降の要素にも値を代入

初期化に関して重要なのは、配列の要素が使用される前に適切な初期値を持つことです。初期化は、プログラムが正確に動作するために不可欠なステップであり、要素に誤った初期値が設定されると予測できない動作やエラーが発生する可能性があります。選択した初期化方法は、コンテキストに応じて異なる場合があります。

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