int[][][] threeDimensionalArray = new int[2][3][3];
このコードでは、int
型の3次元配列 threeDimensionalArray
を宣言し、2つの立方体を表現しています。各立方体は3つの面を持っており、それぞれの面は3つの要素から成り立っています。
三次元配列変数の宣言
三次元配列は、多次元配列の一つで、3つの次元を持つデータ構造です。一次元配列はリスト、二次元配列は行列(テーブル)のように考えられますが、三次元配列は立方体やボリュームデータなど、さらに高次元のデータを表現するのに役立ちます。
三次元配列を宣言する際は、通常、次のような形式を使用します:
data_type[][][] array_name = new data_type[x][y][z];
data_type: 配列内の各要素のデータ型を指定します。たとえば、int、double、String などがあります。
array_name: 配列変数の名前を指定します。
・x: 配列の最初の次元の要素数を指定します。
・y: 配列の2番目の次元の要素数を指定します。
・z: 配列の3番目の次元の要素数を指定します。
例えば、以下は3x4x2の三次元 int 配列の宣言です:
int[][][] threeDimensionalArray = new int[3][4][2];
この配列は、3つの要素を持つ最初の次元、各要素が4つの要素を持つ2番目の次元、そしてそれぞれの2次元配列が2つの要素を持つ3番目の次元で構成されています。
三次元配列は、例えば立方体のボリュームデータや3Dグリッドデータの表現、多重配列の多段階のデータの格納など、さまざまなコンテキストで使用できます。データの取得や更新には三重のインデックスを使用し、特定の要素にアクセスする際には三重のループが必要になります。