ExceptionUtil.java
public class ExceptionUtil {
public static void checkAge(int age) {
if (age < 0) {
// 年齢が0未満の場合は、例外を自ら発生させる
throw new IllegalArgumentException("年齢は0以上でなければなりません");
}
// 正常な場合は年齢を出力
System.out.println("年齢: " + age);
}
}
解説:条件によって throw する例外
このステップでは、不正な入力を検知したら自分で例外を発生させる設計を学びます。
throw
は例外を作って投げる
throw new IllegalArgumentException("メッセージ");
この文によって、現在のメソッドの実行を強制的に中断し、呼び出し元に例外を投げることができます。
IllegalArgumentException
とは?
- Javaに標準で用意されている実行時例外(
RuntimeException
のサブクラス) - 「渡された引数が不正ですよ」という意味を持つ
- 開発現場でも、バリデーションエラーの定番として頻繁に使われる
出力例(テストコードによる結果)
ExceptionUtil.checkAge(25);
// → 年齢: 25
ExceptionUtil.checkAge(-5);
// → エラー: 年齢は0以上でなければなりません
まとめ:このステップで学ぶべきこと
throw
文で、プログラムの中から能動的に例外を発生させることができる- 不正な状態を例外として扱うことで、堅牢で明快なロジックが書けるようになる
- 引数チェックや値の制限が必要なときには、
IllegalArgumentException
を使うのが一般的
Just Keep Typing, Baby!では、この「例外修羅道」でつまづいた人向けの解説をしています。こちらもぜひ!
// tesh:
// 今ならまだ笑える。詰まってから読むよりマシ。