013 クラスライブラリ(文字列を扱うクラス) 002解答例

文字列の結合:

public class StringConcatenation {
    public static void main(String[] args) {
        // 2つの文字列
        String str1 = "Hello";
        String str2 = "World";

        // 文字列の結合
        String result = str1 + " " + str2;

        // 結果を表示
        System.out.println("結合結果: " + result);
    }
}

カンマで区切られた文字列の分割:

public class StringSplitting {
    public static void main(String[] args) {
        // カンマで区切られた文字列
        String input = "apple,orange,banana";

        // カンマで分割して配列に格納
        String[] fruits = input.split(",");

        // 結果を表示
        System.out.println("分割結果:");
        for (String fruit : fruits) {
            System.out.println(fruit);
        }
    }
}

これらのプログラムを実行すると、最初のプログラムでは “Hello World” という結合結果が、二番目のプログラムでは “apple”, “orange”, “banana” のような分割結果が表示されます。これにより、文字列の結合と分割の基本的な操作が行われています。

文字列の結合と分割

  1. 文字列の結合:

  2. 文字列の結合は、+ 演算子を使用するか、concat メソッドを利用して行います。+ 演算子は直感的であり、concat メソッドは文字列を効果的に結合するために使用されます。String result = str1 + " " + str2; のように、+ 演算子を使って複数の文字列を結合できます。String result = str1.concat(" ").concat(str2); のように、concat メソッドを使用することもできます。
  3. カンマで区切られた文字列の分割:
  4. カンマで区切られた文字列を分割するには、split メソッドを使用します。このメソッドは、指定されたデリミタ(区切り文字)で文字列を分割し、結果を文字列の配列として返します。String input = "apple,orange,banana"; のように、カンマで区切られた文字列を用意します。String[] fruits = input.split(","); のように、split メソッドを使用して文字列を分割し、配列に格納します。
これらの操作は、テキストデータの処理やCSVファイルの取り扱い、Webアプリケーションでのユーザーからの入力など、実際のプログラミングでよく使われます。文字列の結合と分割は、情報の整理やデータ処理において非常に重要な役割を果たします。

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