import java.time.LocalDateTime;
public class CurrentDateTimeExample {
public static void main(String[] args) {
// 現在の日付と時刻を取得
LocalDateTime currentDateTime = LocalDateTime.now();
// 取得した日付と時刻を表示
System.out.println("現在の日付と時刻: " + currentDateTime);
}
}
このプログラムでは、LocalDateTime.now()
メソッドを使用して現在の日付と時刻を取得し、それを標準出力に表示しています。簡潔でわかりやすいコードとなっています。
LocalDateTimeクラス
java.time.LocalDateTime
クラスは、日付と時刻の情報を両方持つクラスで、Java 8から導入された java.time
パッケージに属しています。以下に、LocalDateTime
クラスの主な特徴と使い方について解説します。
特徴:
- 日付と時刻:
LocalDateTime
クラスは、日付と時刻の両方を同時に表現できます。これにより、日時の操作が容易になります。
- イミュータブル:
LocalDateTime
インスタンスはイミュータブルです。つまり、一度作成されたインスタンスの値は変更できません。変更が必要な場合は、新しいインスタンスを作成する必要があります。
- フォーマット:
- 日付と時刻を文字列にフォーマットするためには、
DateTimeFormatter
クラスを使用できます。また、toString()
メソッドを呼び出すことで、デフォルトのフォーマットで文字列に変換することも可能です。
- 日付と時刻を文字列にフォーマットするためには、
使い方の例:
import java.time.LocalDateTime;
import java.time.format.DateTimeFormatter;
public class LocalDateTimeExample {
public static void main(String[] args) {
// 現在の日付と時刻を取得
LocalDateTime currentDateTime = LocalDateTime.now();
System.out.println("現在の日付と時刻: " + currentDateTime);
// 特定の日付と時刻を作成
LocalDateTime specificDateTime = LocalDateTime.of(2023, 1, 1, 12, 0);
System.out.println("特定の日付と時刻: " + specificDateTime);
// 文字列から日付と時刻をパース
String dateStr = "2023-01-01T12:00:00";
LocalDateTime parsedDateTime = LocalDateTime.parse(dateStr);
System.out.println("パースした日付と時刻: " + parsedDateTime);
// カスタムフォーマットで表示
DateTimeFormatter formatter = DateTimeFormatter.ofPattern("yyyy/MM/dd HH:mm:ss");
String formattedDateTime = currentDateTime.format(formatter);
System.out.println("カスタムフォーマット: " + formattedDateTime);
}
}
この例では、LocalDateTime
クラスを使用して現在の日付と時刻を取得し、特定の日付と時刻を作成し、文字列から日付と時刻をパースする方法を示しています。また、カスタムフォーマットを使用して日付と時刻を表示する方法も示しています。