004 配列(配列変数の宣言) 008 問題

問題

整数の配列変数を宣言し、フィボナッチ数列の最初の10個の要素を初期化してください。

フィボナッチ数列とは

フィボナッチ数列(Fibonacci sequence)は、数学の分野で非常に有名な数列です。この数列は以下のように定義されます:

  1. フィボナッチ数列の最初の2つの数は通常 0 と 1 です。
  2. それ以降の数は、前の2つの数の合計で生成されます。つまり、n番目の数(Fn)は、(n-1)番目の数(Fn-1)と(n-2)番目の数(Fn-2)を足した値になります。

フィボナッチ数列の始まりは以下のようになります:

0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, …

したがって、この数列では、最初の2つの数を除いて、各数は前の2つの数の合計として生成されます。フィボナッチ数列は、自然界や数学のさまざまな分野で見られる数学的なパターンであり、さまざまな数学的および計算上の応用があります。

フィボナッチ数列は、アルゴリズムやプログラミングにおいても一般的に使用され、特に再帰的なアルゴリズムの例として知られています。この数列は、黄金比や自然対数の底(ネイピア数)など、さまざまな数学的な関連性に関連付けられています。

ヒント

整数の配列変数を宣言し、フィボナッチ数列の最初の10個の要素を初期化するには、以下のステップとヒントを使用できます。

整数の配列変数を宣言:
最初に、整数の配列変数を宣言します。この変数は整数データを格納するために使用されます。

int[] fibonacci;

配列を初期化:
配列を初期化し、指定された要素数で新しい整数の配列を作成します。この場合、最初の10個のフィボナッチ数を格納する配列を初期化します。

fibonacci = new int[10];


フィボナッチ数の初期化:
フィボナッチ数列の最初の10個の要素を計算し、配列の各要素に代入します。フィボナッチ数列の特性を活用して、要素を計算し代入する必要があります。

最初の2つの要素 (fibonacci[0] および fibonacci[1]) は通常1で初期化されます。
3番目以降の要素は、前の2つの要素の合計で計算されます (fibonacci[i] = fibonacci[i – 1] + fibonacci[i – 2])。
配列の内容を表示:
配列の内容を表示するコードを追加します。

これらのステップを組み合わせて、整数の配列変数を宣言し、フィボナッチ数列の最初の10個の要素を初期化できます。計算ロジックを使用して、配列にフィボナッチ数を格納します。

解答例

「0004 配列」問題集リスト