import java.util.Scanner;
public class IntegerResult {
public static void main(String[] args) {
Scanner scanner = new Scanner(System.in);
// ユーザーから整数を入力
System.out.print("整数を入力してください: ");
int integerValue = scanner.nextInt();
// ユーザーから小数を入力
System.out.print("小数を入力してください: ");
double doubleValue = scanner.nextDouble();
// 小数を整数に明示的にキャストし、小数部分を切り捨てる
int result = integerValue + (int) doubleValue;
// 結果を整数として表示
System.out.println("結果: " + result);
scanner.close();
}
}
このプログラムでは、doubleValue
を int
に明示的にキャストして、小数部分を切り捨てています。その後、整数としての結果を表示します。
浮動小数点型を整数にキャストして他の整数と計算
浮動小数点型を整数にキャストして他の整数と計算するプロセスについて説明します。
- 浮動小数点型(例: double)を整数型(例: int)にキャスト: 最初に、浮動小数点型の値を整数型に明示的にキャストします。この操作により、小数点以下の部分は切り捨てられ、整数部分だけが保持されます。例えば、
double
の値3.75
をint
にキャストすると、小数点以下の.75
は切り捨てられ、整数3
になります。 - 整数同士の演算: これから得られた整数値を他の整数と演算(たとえば加算や減算)することができます。この演算は、整数同士の計算と同様に行われます。
例として、以下のコードを考えてみましょう:
double doubleValue = 5.75;
int intValue = (int) doubleValue; // doubleをintにキャスト
int result = intValue + 10; // 整数同士の加算
このコードでは、doubleValue
の値 5.75
が intValue
にキャストされ、小数部分 .75
は切り捨てられて整数 5
になります。その後、intValue
と 10
を加算して、result
に整数としての結果が格納されます。