解答例
public class Main {
public static void main(String[] args) {
// 定数を宣言して、値を代入
final double PI = 3.14159;
System.out.println("円周率は: " + PI);
}
}
このコードでは、final
キーワードを使用して定数 PI
を宣言し、その定数に値 3.14159
を代入しています。定数は変更不可で、一度代入されたら後で変更できないことに注意してください。その後、System.out.println
を使用して定数の値をコンソールに表示しています。
定数の宣言: 定数を宣言するには、データ型、final
キーワード、変数名、および初期値を指定します。例えば、円周率を表す定数を宣言する場合:
final double PI = 3.14159;
値の変更禁止: 一度定数に値が代入されると、その値を変更することはできません。試みるとコンパイルエラーが発生します。
PI = 3.14; // エラー!PIの値を変更できない
命名規則: 定数の名前は通常大文字で記述し、単語の区切りにアンダースコア _
を使用します。これは他の変数と区別するための慣習です。
final int MAX_VALUE = 100;
使用例: 定数はプログラム内で変更しない値を表現するのに役立ちます。例えば、数学定数(円周率など)、設定値、列挙型(列挙型を定義する際)、エラーコードなどが定数として使用されます。
final int DAYS_IN_A_WEEK = 7;
final String ERROR_MESSAGE = "An error occurred.";
定数を使用することにより、コードがより読みやすく、エラーやバグを防ぐのに役立ちます。また、変更しない値を一元管理しやすくなります。