interface Printable {
void print();
}
このインターフェイスは、print
メソッドを含みます。これを実装するクラスは、print
メソッドを必ず実装する必要があります。
インターフェイスの基本構文と定義
1. インターフェイスの宣言:
interface Printable {
// インターフェイス内でのメソッドや定数の宣言
}
interface
キーワードを使用してインターフェイスを宣言します。- インターフェイスの名前はキャメルケースで命名されます。
2. メソッドの宣言:
interface Printable {
void print(); // 抽象メソッドの宣言
}
- インターフェイス内でメソッドを宣言すると、それは自動的に抽象メソッドとなります。
- 抽象メソッドは本体(メソッドの中身)を持たず、実装クラスで具体的な処理を提供する必要があります。
3. 定数の宣言:
interface Constants {
int MAX_VALUE = 100; // インターフェイス内の定数宣言
}
- インターフェイス内で定数を宣言すると、それは自動的に
public
,static
,final
の修飾子が付加された定数となります。 - 定数は通常大文字で書かれ、複数の単語はアンダースコアで区切る慣習があります。
これらの基本構文によって、インターフェイスを定義し、クラスがそのインターフェイスを実装することができます。インターフェイスはクラスと同様に抽象的な構造を提供し、異なるクラスが同じインターフェイスを実装することで、共通のメソッドや機能を提供することができます。