public class EvenNumbers {
public static void main(String[] args) {
// for文を使用して1から20までの偶数を表示する
for (int i = 2; i <= 20; i += 2) {
System.out.println(i);
}
}
}
このプログラムでは、for
ループを使用してi
が2から20までの偶数を生成し、それを画面に表示しています。 i
は初期値2から始まり、i
が20以下の条件でループが続き、ループの終了ごとにi
が2ずつ増加します。 i += 2
という更新式が、i
を2ずつ増加させています。
for文を一定のステップで回す
for
文を一定のステップで回すには、初期化式、条件式、更新式のうち、更新式の部分を工夫します。以下に、for
文を一定のステップで回すための解説を示します。
基本構造:
for (初期化式; 条件式; 更新式) {
// ループ内の処理
}
一定のステップでfor
文を回す:
for (int i = 初期値; 条件式; i += ステップ) {
// ループ内の処理
}
- 初期化式 (
int i = 初期値;
): ループ制御変数i
を初期化します。初期値はループの最初の値です。 - 条件式 (
i <= 最終値;
): ループが続く条件を設定します。条件式がtrue
である限り続きます。 - 更新式 (
i += ステップ
): ループ制御変数i
を更新します。ステップはi
が増加または減少する量です。これによってループを一定のステップで進めます。
具体的な例:
例えば、1から20までの整数を2ずつ増加させながら表示するプログラムでは次のようになります。
for (int i = 1; i <= 20; i += 2) {
System.out.println(i);
}
このプログラムは、i
を初期値1から始め、i
が20以下の条件で繰り返し、ループの終了ごとにi
を2ずつ増加させています。各ループでSystem.out.println(i);
によってi
の値が表示されます。