006 繰り返し(for文) 003 解答例

public class EvenNumbers {
    public static void main(String[] args) {
        // for文を使用して1から20までの偶数を表示する
        for (int i = 2; i <= 20; i += 2) {
            System.out.println(i);
        }
    }
}

このプログラムでは、forループを使用してiが2から20までの偶数を生成し、それを画面に表示しています。 iは初期値2から始まり、iが20以下の条件でループが続き、ループの終了ごとにiが2ずつ増加します。 i += 2 という更新式が、iを2ずつ増加させています。

for文を一定のステップで回す

for文を一定のステップで回すには、初期化式、条件式、更新式のうち、更新式の部分を工夫します。以下に、for文を一定のステップで回すための解説を示します。

基本構造:

for (初期化式; 条件式; 更新式) {
    // ループ内の処理
}

一定のステップでfor文を回す:

for (int i = 初期値; 条件式; i += ステップ) {
    // ループ内の処理
}
  1. 初期化式 (int i = 初期値;): ループ制御変数 i を初期化します。初期値はループの最初の値です。
  2. 条件式 (i <= 最終値;): ループが続く条件を設定します。条件式がtrueである限り続きます。
  3. 更新式 (i += ステップ): ループ制御変数 i を更新します。ステップはiが増加または減少する量です。これによってループを一定のステップで進めます。

具体的な例:

例えば、1から20までの整数を2ずつ増加させながら表示するプログラムでは次のようになります。

for (int i = 1; i <= 20; i += 2) {
    System.out.println(i);
}

このプログラムは、iを初期値1から始め、iが20以下の条件で繰り返し、ループの終了ごとにiを2ずつ増加させています。各ループでSystem.out.println(i);によってiの値が表示されます。

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