005 条件分岐(if〜else文) 009 解答例

import java.util.Scanner;

public class TestScoreEvaluation {
    public static void main(String[] args) {
        Scanner scanner = new Scanner(System.in);

        System.out.print("テストの点数を入力してください: ");
        int score = scanner.nextInt();

        if (score >= 80) {
            System.out.println("合格");
        } else {
            System.out.println("不合格");
        }

        scanner.close();
    }
}

このプログラムでは、ユーザーからテストの点数を入力し、80以上かどうかの条件に従って評価を行います。

  • Scanner クラスを使用してユーザーからテストの点数を受け取ります。
  • if-else 文を使用して、テストの点数が80以上であるかどうかを判定します。条件が満たされる場合、「合格」と表示されます。それ以外の場合、「不合格」と表示されます。

このプログラムを実行すると、ユーザーが入力した点数に応じて「合格」または「不合格」が表示されます。

if〜else文

if-else 文は、プログラム内で条件に応じて異なる処理を実行するためのJavaの制御構造の一つです。条件に基づいてプログラムのフローを制御し、特定の条件が真の場合と偽の場合に異なる処理を実行できます。

if-else 文の基本的な構造は以下の通りです:

if (条件) {
    // 条件が真の場合に実行する処理
} else {
    // 条件が偽の場合に実行する処理
}

if-else 文の機能を以下の点で説明します:

  1. 条件の評価: if の後に続く条件式が評価されます。条件が真の場合、if ブロック内のコードが実行されます。条件が偽の場合、else ブロック内のコードが実行されます。
  2. 条件の真偽による分岐: if の条件が真である場合、if ブロック内のコードが実行され、それ以外の場合はelse ブロック内のコードが実行されます。これにより、プログラムは条件に基づいて異なる処理経路に分岐します。
  3. 単一条件の場合: if-else 文は、単一の条件に対して真偽の2つの選択肢を提供します。条件が真である場合に実行するコードと、条件が偽である場合に実行するコードを指定できます。

以下は具体的な例を通じて、if-else 文の使用方法を示します:

int number = 42;

if (number % 2 == 0) {
    System.out.println("偶数です");
} else {
    System.out.println("奇数です");
}

この例では、変数 number の値が偶数か奇数かを判定し、条件に応じて適切なメッセージを表示しています。条件が真の場合は “偶数です” が表示され、条件が偽の場合は “奇数です” が表示されます。

if-else 文はプログラム内で条件付きのロジックを実装する際に非常に便利で、さまざまな条件に応じてプログラムの振る舞いを制御するのに役立ちます。

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