public class ContinueExample {
public static void main(String[] args) {
for (int i = 1; i <= 10; i++) {
// 5の倍数の場合は次の数に進む
if (i % 5 == 0) {
continue;
}
// 奇数の場合は数値を表示
if (i % 2 != 0) {
System.out.println(i);
}
}
}
}
このプログラムでは、for
ループを使用して1から10までの整数を順番に取得し、if
文とcontinue
文を使用して5の倍数の場合はcontinue
文により次の数に進み、それ以外の奇数の場合には数値を表示しています。結果として、1, 3, 7, 9といった奇数が表示され、5の倍数である5は表示されません。
continue文
continue
文は、ループ内でその時点での処理を中断し、次のループの開始地点に進むために使用されます。つまり、continue
文が実行されると、その時点での処理が中断され、次のループイテレーションが開始されます。
以下は、continue
文の基本的な構造と使用例です。
基本構文
continue;
使用例
以下は、continue
文の使用例です。この例では、while
ループを使用して1から100までの整数のうち、奇数だけを表示するプログラムです。ただし、3の倍数の場合は表示せず、次の数に進みます。
public class ContinueExample {
public static void main(String[] args) {
int number = 1;
while (number <= 100) {
// 3の倍数の場合は次の数に進む
if (number % 3 == 0) {
number++;
continue;
}
// 奇数の場合は数値を表示
if (number % 2 != 0) {
System.out.println(number);
}
// 次の数に進む
number++;
}
}
}
このプログラムでは、while
ループを使用して1から100までの整数を順番に取得し、if
文とcontinue
文を使用して3の倍数の場合は次の数に進み、それ以外の奇数の場合には数値を表示しています。結果として、1, 5, 7, 11, 13, … といった奇数が表示され、3の倍数である3, 6, 9, … は表示されません。