public class BreakExample {
public static void main(String[] args) {
for (int i = 1; i <= 10; i++) {
// 3の倍数の場合はループを終了
if (i % 3 == 0) {
break;
}
// それ以外の場合は数値を表示
System.out.println(i);
}
}
}
このプログラムでは、for
ループを使用して1から10までの整数を順番に取得し、if
文とbreak
を使用して3の倍数の場合にループを終了しています。結果として、1から3までの整数が表示され、3の倍数である4以降の数は表示されません。
break文
break
文は、プログラム内のループやswitch
文から直ちに脱出するために使用されます。break
文が実行されると、その文が含まれている最も内側のループやswitch
文から抜け出します。
以下は、break
文の基本的な構造と使用例です。
基本構文
break;
使用例
以下は、break
文の別の使用例です。この例では、while
ループを使用して1から100までの整数を順番に取得し、5の倍数かつ奇数の場合にループを終了するプログラムです。
public class BreakExample {
public static void main(String[] args) {
int number = 1;
while (number <= 100) {
// 5の倍数かつ奇数の場合はループを終了
if (number % 5 == 0 && number % 2 != 0) {
break;
}
// 数値を表示
System.out.println(number);
// 次の数に進む
number++;
}
}
}
このプログラムでは、while
ループを使用して1から100までの整数を順番に取得し、if
文とbreak
文を使用して5の倍数かつ奇数の場合にはループを終了させています。結果として、1, 2, 3, 4, 5の倍数かつ奇数である10でループが終了します。