import java.util.Scanner;
public class GreetingProgram {
public static void main(String[] args) {
// Scannerを作成
Scanner scanner = new Scanner(System.in);
// ユーザーに名前の入力を促すプロンプトを表示
System.out.print("名前を入力してください: ");
// ユーザーからの入力を受け取り、文字列変数に格納
String name = scanner.nextLine();
// 挨拶メッセージを生成して表示
System.out.println("Hello, " + name + "!");
// Scannerをクローズ
scanner.close();
}
}
このプログラムでは、Scanner
を使用してユーザーからの名前の入力を受け取り、それを使用して挨拶メッセージを生成し、コンソールに表示します。ユーザーが名前を入力した後、プログラムは “Hello, [名前]!” のような挨拶メッセージを表示します。
Scanner
Scanner は、Javaでユーザーからの入力を簡単に受け取るためのクラスです。主に標準入力からのデータ読み取りに使用されます。以下に、Scanner クラスの主な機能と使用方法の解説を示します:
インスタンスの作成:
Scanner クラスを使用するには、まず Scanner クラスのインスタンスを作成します。通常、次のように標準入力(キーボード入力)から読み取るために System.in を引数として渡します。
Scanner scanner = new Scanner(System.in);
データの読み取り:
Scanner インスタンスを使用して、ユーザーからの入力データを読み取ります。例えば、next(), nextInt(), nextLine() などのメソッドを使用して、文字列や整数などを読み取ります。例:
String inputString = scanner.next(); // 次の単語を読み取る
int inputInt = scanner.nextInt(); // 整数を読み取る
String inputLine = scanner.nextLine(); // 一行分の文字列を読み取る
データの処理:
読み取ったデータを必要に応じて処理できます。上記の例では、文字列や整数を変数に格納して後で使用します。
Scannerのクローズ:
Scanner を使用した後、適切なタイミングで close() メソッドを呼び出してリソースを解放する必要があります。これは、メモリリークやリソースの無駄遣いを防ぐために重要です。
scanner.close();
Scanner クラスは、ユーザー入力を受け取るだけでなく、ファイルからの読み取りなど、さまざまな入力ソースからデータを読み取るためにも使用できます。使い方に慣れることで、多くの入力処理のタスクを簡単に実行できます。