public class Calculator {
// 加算のメソッド
public int add(int num1, int num2) {
return num1 + num2;
}
// 減算のメソッド
public int subtract(int num1, int num2) {
return num1 - num2;
}
// 乗算のメソッド
public int multiply(int num1, int num2) {
return num1 * num2;
}
// 除算のメソッド
public double divide(double num1, double num2) {
if (num2 != 0) {
return num1 / num2;
} else {
// ゼロで割るエラーを避けるためにエラー値などを返すことが考えられます
System.out.println("エラー: ゼロで割ることはできません。");
return Double.NaN; // 例として NaN (Not a Number) を返します
}
}
// 四つの基本的な計算を行うメソッド
public void performCalculation(int num1, int num2) {
// 二つの数値の和、差、積、商を計算して表示
System.out.println("Sum: " + add(num1, num2));
System.out.println("Difference: " + subtract(num1, num2));
System.out.println("Product: " + multiply(num1, num2));
System.out.println("Quotient: " + divide(num1, num2));
}
}
この Calculator
クラスには、add
、subtract
、multiply
、divide
の四つのメソッドがあります。また、これらのメソッドを使って二つの数値の和、差、積、商を計算する performCalculation
メソッドも追加されています。このようにして、計算を行うためのクラスが完成します。
エラー処理
このコードはエラー処理が一部含まれています。
- ゼロでの割り算の処理:
divide
メソッドでは、ゼロで割り算が行われる場合に備えてエラーチェックを行っています。if (num2 != 0)
という条件文で、num2
がゼロでないか確認しています。- もし
num2
がゼロでなければ、通常の割り算を行います (num1 / num2
)。 - しかし、もし
num2
がゼロである場合、エラーメッセージを表示してDouble.NaN
を返します。Double.NaN
は数学的に有効な数ではありません (Not a Number) が、エラーを示すために使用されることがあります。
- エラーメッセージの表示:
- ゼロで割るエラーが発生した場合、
System.out.println("エラー: ゼロで割ることはできません。");
によってコンソールにエラーメッセージが表示されます。
- ゼロで割るエラーが発生した場合、
このエラー処理の実装は基本的なものであり、実際のアプリケーションではさらに適切なエラーハンドリングや例外処理を追加することが望まれます。たとえば、エラーメッセージを表示するだけでなく、プログラムの実行を停止させるなどの対策が考えられます。