import java.util.Scanner;
public class Main {
public static void main(String[] args) {
// スキャナーを使ってユーザーからの入力を読み取る
Scanner scanner = new Scanner(System.in);
System.out.print("年齢を入力してください: ");
int age = scanner.nextInt(); // 年齢の入力を読み取り
System.out.print("免許証がありますか? (trueまたはfalse): ");
boolean hasLicense = scanner.nextBoolean(); // 免許証の有無を読み取り
// 年齢が18歳以上かつ免許証がある場合、「運転できます」と表示
if (age >= 18 && hasLicense) {
System.out.println("運転できます");
} else {
System.out.println("運転できません");
}
}
}
このプログラムは、ユーザーからの年齢と免許証の入力に基づいて条件判定を行い、適切なメッセージを表示します。年齢が18歳以上でありかつ免許証がある場合に「運転できます」、それ以外の場合に「運転できません」と表示します。条件判定には if
ステートメントを使用しています。
論理積演算子
論理積演算子(AND演算子)は、プログラムで複数の条件がすべて満たされるかを判定するために使用される論理演算子の一つです。Javaでは &&
で表されます。論理積演算子は次の特徴を持っています:
- 複数の条件の同時評価: 論理積演算子は、2つ以上の条件式を結合して、それらのすべてが真であるかどうかを判定します。すべての条件が真の場合、論理積演算子の結果は真(
true
)になります。 - 真偽値の返却: 論理積演算子は、条件式が真の場合に
true
を返し、それ以外の場合にfalse
を返します。 - 短絡評価: 論理積演算子は左から右に条件を評価し、最初に偽となる条件を見つけると、その時点で評価を停止し、偽を返します。これにより、無駄な評価を避けることができます。
以下は論理積演算子の例です:
boolean condition1 = true;
boolean condition2 = false;
// 論理積演算子を使用して複数の条件を評価
boolean result = condition1 && condition2;
// result は false になります
この例では、condition1
は真(true
)であり、condition2
は偽(false
)です。論理積演算子 &&
は両方の条件を評価し、condition1
が真でも condition2
が偽でもないと result
は false
になります。
論理積演算子は条件の結合や制御フローの決定に広く使用されます。例えば、年齢が18以上でかつ免許証がある場合など、複数の条件を同時にチェックする際に役立ちます。