問題
displayDate という名前のメソッドを定義してください。このメソッドは引数を受け取らず、現在の日付をコンソールに表示します。その後、メソッドを呼び出して結果を確認してください。
ヒント
- メソッドの定義:
- メソッドの定義は、クラス内に行います。
- メソッド名は「displayDate」です。
- メソッドは引数を受け取りません(引数なし)。
- メソッドの戻り値型は「void」です。
- メソッドの本体:
- メソッドの本体内で、現在の日付を取得してコンソールに表示します。
- 現在の日付を取得するためには、Javaの標準ライブラリを使用します。例えば、
java.time.LocalDate
クラスを使用できます。 - コンソールへの表示には
System.out.println
を使用します。
- メソッドの呼び出し:
- メソッドを呼び出すためには、クラス内の他のメソッド(通常は
main
メソッド)から呼び出します。 - 呼び出す際にはメソッド名にカッコ「()」をつけます。
- メソッドを呼び出すためには、クラス内の他のメソッド(通常は
これらのヒントを参考に、Javaで「displayDate」という名前のメソッドを定義し、そのメソッドを呼び出して現在の日付をコンソールに表示してみてください。
参考:java.time.LocalDate
java.time.LocalDate
は、Javaのjava.time
パッケージで提供されるクラスの1つで、日付を表現するためのクラスです。以下に、java.time.LocalDate
の主な特徴と使用方法について解説します。
- インスタンスの作成:
java.time.LocalDate
のインスタンスは、日付のみを持ち、時刻情報は含まれません。now
メソッドを使用して現在の日付を取得できます。また、of
メソッドを使用して年、月、日を指定して特定の日付を作成することができます。
// 現在の日付を取得
LocalDate currentDate = LocalDate.now();
// 特定の日付を作成 (2023年1月1日)
LocalDate specificDate = LocalDate.of(2023, 1, 1);
- 日付の操作:
plus
メソッドやminus
メソッドを使用して、日付に対して加算や減算を行うことができます。例えば、1週間後の日付を取得する場合はplusWeeks
メソッドを使用します。
LocalDate futureDate = currentDate.plusWeeks(1);
- 日付の比較:
isBefore
、isAfter
、isEqual
などのメソッドを使用して、日付同士の比較が可能です。
LocalDate anotherDate = LocalDate.of(2023, 1, 10);
if (currentDate.isBefore(anotherDate)) {
System.out.println("現在の日付は別の日付よりも前です。");
}
- フォーマットの指定:
DateTimeFormatter
を使用して、日付を指定した形式で表示することができます。
DateTimeFormatter formatter = DateTimeFormatter.ofPattern("yyyy/MM/dd");
String formattedDate = currentDate.format(formatter);
System.out.println("Formatted Date: " + formattedDate);
これらの機能を利用することで、java.time.LocalDate
を使って日付を取得し、操作し、比較することができます。このクラスは、Java 8以降で導入された日時APIの一部であり、以前のjava.util.Date
やjava.util.Calendar
よりも使いやすく、柔軟な日付操作が可能です。
→解答例