006 繰り返し(while文) 011 解答例

public class WhileLoopExample {
    public static void main(String[] args) {
        // 初期化
        int i = 1;

        // 条件式
        while (i <= 10) {
            // ループ本体: iを表示
            System.out.println(i);

            // 変数の更新: iをインクリメント
            i++;
        }
    }
}

このプログラムでは、i を初期化し、while 文で i が10以下の場合にループが続行されます。ループ本体では、i の値を表示し、i をインクリメントしています。このプロセスが10回繰り返され、1から10までの整数が順番に表示されます。

while文

while文は、指定された条件が真(true)の間、繰り返し処理を行うためのループ構造です。以下に、基本的なwhile文の構造と動作を解説します。

while (条件式) {
    // 条件が真の間、繰り返し実行されるコード
    // 変数の更新や処理が行われる
}

基本構造

  • 条件式:
    • ループが続行されるかどうかを判断する条件を指定します。
    • 条件が真の場合、ループが実行されます。
    • 条件が偽になると、ループから抜け出します。
  • ループ本体:
    • 条件が真の場合に実行されるコードが含まれます。
    • この部分で変数の更新や処理が行われ、条件が偽になるまで繰り返されます。

動作の流れ

  1. 条件式の評価:
    • 最初に条件式が評価されます。
    • 条件が真の場合、ループ本体が実行されます。
    • 条件が偽の場合、while文全体が終了します。
  2. ループ本体の実行:
    • 条件が真の場合、ループ本体が実行されます。
    • ループ本体で指定された処理が実行されます。
  3. 変数の更新や処理:
    • ループ本体で指定された処理が終了した後、再び条件式が評価されます。
    • 条件が真の場合、再びループ本体が実行されます。
    • このプロセスが条件が偽になるまで続きます。
  4. 終了:
    • 条件が偽になると、while文全体が終了し、次のプログラムのステートメントが実行されます。

while文の特徴

  • 条件が最初から偽の場合:
    • 条件が最初から偽の場合、ループ本体が一度も実行されず、while文はスキップされます。
  • 無限ループに注意:
    • 条件がずっと真の場合、無限ループに陥る可能性があります。注意が必要です。
  • 条件が変化する場合:
    • ループ内で条件が変化しない限り、無限ループになります。通常、ループ内で条件が変化するように工夫します。

このようにして、while文は特定の条件が満たされる限り繰り返し処理を行います。

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