005 条件分岐(if文) 005 解答例

import java.util.Scanner;

public class LessThanTenCheck {
    public static void main(String[] args) {
        Scanner scanner = new Scanner(System.in);

        System.out.print("整数を入力してください: ");
        int number = scanner.nextInt();

        if (number < 10) {
            System.out.println("10未満です");
        }

        scanner.close();
    }
}

このプログラムでは、ユーザーから整数を入力し、その整数が10未満かどうかを確認して、「10未満です」と表示します。

  • Scanner クラスを使用してユーザーから整数を受け取ります。
  • 受け取った整数を変数 number に格納します。
  • if 文を使用して、number が10未満かどうかを確認します。10未満の場合、条件が真(true)となり、「10未満です」と表示します。

このプログラムを実行すると、ユーザーから入力された整数が10未満かどうかが判定され、結果が表示されます。

比較演算子


比較演算子(Comparison Operators)は、プログラム内で値や式の比較を行い、その結果に応じて条件を評価するために使用される演算子です。Javaでは、一般的な比較演算子が提供されており、これらを使用して値の大小や等しいかどうかを比較できます。以下に主要な比較演算子とそれらの解説を示します。

  1. 等しい(Equal)演算子: ==
    • 左辺と右辺の値が等しい場合に真(true)を返します。
    • 例: x == y は、xy が等しいかどうかを比較します。
  2. 等しくない(Not Equal)演算子: !=
    • 左辺と右辺の値が等しくない場合に真(true)を返します。
    • 例: x != y は、xy が等しくないかどうかを比較します。
  3. より小さい(Less Than)演算子: <
    • 左辺の値が右辺の値より小さい場合に真(true)を返します。
    • 例: x < y は、xy より小さいかどうかを比較します。
  4. より大きい(Greater Than)演算子: >
    • 左辺の値が右辺の値より大きい場合に真(true)を返します。
    • 例: x > y は、xy より大きいかどうかを比較します。
  5. 以下(Less Than or Equal To)演算子: <=
    • 左辺の値が右辺の値以下の場合に真(true)を返します。
    • 例: x <= y は、xy 以下かどうかを比較します。
  6. 以上(Greater Than or Equal To)演算子: >=
    • 左辺の値が右辺の値以上の場合に真(true)を返します。
    • 例: x >= y は、xy 以上かどうかを比較します。

これらの比較演算子を使用することで、条件式を作成し、値の大小や等しさを確認して、プログラムの制御フローを変更できます。条件式は通常、if 文、while ループ、for ループなどの制御構造内で使用され、条件に基づいてプログラムの挙動を制御します。

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